本は書きたいけど、企画アイデアがないから、出版スクールには参加しない。
そう言って出版スクールの参加を先延ばしにし続ける人が多くいるようです。
しかし、むしろ逆です。
企画アイデアがなく手ぶらで参加した人の方がスムーズに決まる場合が多く、
その逆で、すでに企画アイデアがある人が最後まで苦労する場合は多いです。
その理由は、出版について素人の状態で考えた企画は的外れだから、です。
ビジネスも出版もまったく同じです。商品の価値を決めるのはお客様です。
本でいうと読者。この点はあなたも十分に理解されているかと思います。
しかし、頭でいくら理解していてもそれを企画として再現するのは難しい。
往々にして、著者が書きたい情報と、読者が求めている情報は違います。
そもそもズレがある、と言った方が正確かもしれません。
どんなに読者の立場で考えようと、完全なる読者の気持ちにはなれません。
専門家ゆえのこだわりもあるはずです。
意識できない認識のズレが出版企画書にはクリアに反映されてしまいます。
もう企画のアイデアがある!と意気込んでいた人が、そもそも読者がいない、読者はいても求められていない。
それを知ったとき立ち止まって先に進めなくなることがよくあるのです。
だからこそ何もない状態で、ゼロから考える必要がある人の方が上手くいく。
企画の質を判断するのは他人です。
徹底して他人の視点で企画の良し悪しを考える。これが弊社の出版スクールが重要視している方針なのです。
すでに企画アイデアがある人は、それを覆してより求められる企画に乗り換える勇気が必要となるでしょう。
企画アイデアはないけど本は書きたい!
そう思う方はむしろチャンスです。他人の視点であなたの経験がもっとも求められる切り口を探してもらいましょう。