商業出版しよう!と思った方のうち、結構な割合で考えるらしいのが、
企画の持ち込みです。
ただ、持ち込み企画のほとんどが「一目でゴミ箱行き」だそうです…。
理由は単純。
売れないと一瞬でわかるから、です。
タイトルを見ればすぐ分かるそうです。
何度もお伝えしているように、商業出版の企画は売れるかどうか?この一点でのみ、その良し悪しが判断されます。
ビジネスで成功している人であっても、こと本においては皆が素人です。
大学生が考えたビジネスアイデアに投資しよう!と思う人がいないのと同じで、
素人が思いつきで考えた企画を、出版社がスンナリ認めるはずがありません。
多くの編集者が口を揃えて言うのは、
書きたい企画ではなく、読者が求める企画を持ってきて欲しい。という内容。
自分を中心に据えて考えた企画は、その意図が端々で読み取れるそうです。
弊社の出版スクールの方々も最初は、自分中心の出版企画を出してきます。
誰も読まないですよね?と、私はハッキリとお伝えしています、笑
読者が求めているのは、問題や悩みを解決するための情報であって、あなたのプライドやこだわりではないのです。
自分が論じたいことを企画にするだけなら、その企画は自分のためですよね?
出版企画を考えるとき、誰のために書くのか?常に自分に質問してみて下さい。