就職活動や転職活動でよく使われる考え方にこういうものがあります。
できる、やりたい、求められる。この3つが重なり合うポイントを見つけよう。
という考え方です。
出版企画書もまったく同じです。
書ける、書きたい、求められる。これら3つを意識して書いて欲しいのです。
書ける、だけの企画なら、あなたでなくても書ける人は大勢いるでしょう。
かと言って書きたいだけで求められない企画を出しても本にはなりません。
商業出版において一番大事なのは、求められる、というポイントです。
読者に求められる、つまり売れる企画でなければ通る理由がないのです。
自分にはこんな本が書ける!
こういうテーマで書きたい!
その意志は大事です。しかし、求められるかどうか?を無視しないよう、
自分のテーマを客観的に眺める意識は忘れないようにして下さい。