ターゲットを決めるとき、決め手になるのは、絞り込みの度合い、です。
多くの方が、広くターゲットを取りたがる傾向にあるのは間違いないでしょう。
たとえば、
生き方で悩んでいる人
人間関係で悩んでいる人
成功したいと思っている人
かなり広いですね。ほとんどの人が思っている心境かもしれません。
確かに対象となる人は多いです。
しかし市場が広い分、競合も増えます。
大きなテーマを語る上で、それに見合った経験や実績も求められるでしょう。
たとえば、
「生き方」稲盛和夫 サンマーク出版
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4763195433/ref=mp_s_a_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&qid=1468200101&sr=8-1&pi=SY200_QL40&keywords=生き方&dpPl=1&dpID=41TPQ6NDT3L&ref=plSrch
あなたの経験で、この競合類書に勝てるかどうか?が問題になります。
よほど自身がない限り、こういった広すぎるターゲット設定は避けて下さい。
ビジネス書のターゲット設定で理想的なのは、規模が推測できること、です。
たとえば、
親の会社を継いだ二代目社長
ラーメン屋の開業を計画している人
上司からパワハラを受けている人
統計や調査を使ってある程度、何人ぐらい対象者がいるか推定できます。
規模が推測できるぐらい具体的なターゲット設定は、抱える悩みも具体的です。
つまり刺さりやすいのです。本を買うぐらい切迫した問題ということですね。
単に市場規模や人数だけでターゲットを選んでも企画は通りません。
大切なのは売れるかどうか?です。
絞り込み度合いは何度でも見直して、より売れる企画に仕上げていきましょう。