書店では新刊が、毎日200~300冊以上も出版されています。
ということは、それだけ版元である出版社も
「本の書き手である著者を求めている」ということになります。
編集者も毎回ベストセラーを期待できる、すでに実績のある書き手に執筆の依頼ができればいいのですが、なかなかそうはいきませんから、
(そういう著者は、1年や2年先まで先約が入っています)
だから出版社の大小にかかわらず、編集者は常に、新人の著者候補を捜しているのです。
中には、
「無名著者を発掘して、ベストセラー作家に育てるのが生きがいだ!」
と言う骨太な編集者も、実は意外に多いのです。
またビジネス書はそもそも、専門家の知識や経験、ノウハウを
それを知らない一般の人(素人)に伝えるためのツールです。
そう考えると、常日ごろから専門知識を教え、指導しているセミナー・研修・講演講師や士業、各種コンサルタントに編集者が興味を持つことは、とても自然なことなのです。
そうです。
セミナー・研修講師や士業、コンサルタントこそ著者になる資格があるのです。
しかも、セミナーや研修、講演のコンテンツ(内容)と、本のコンテンツはとても近いものがあります。
「同じだ!」といっても、言いすぎではないでしょう。
私の経験上、2時間話せるネタが3本もあれば、本にすることは十分可能です。
壇上で話すことを、文字化できないワケがありません。
「セミナーや研修、講演と本はセットだ」と考えてもいいくらいです。
そして出版すれば、北は北海道から南は沖縄の書店に本が置かれ、その書籍を読んだ読者が コンサルティングや顧問契約の依頼を自ら申し出るのです。
これは本を出せば、「あなた自身が全国区の専門家になれる」ということなのです。