今回はビジネスにおいて最短で最強の差別化を構築する最高の方法をお伝え致します。
強みや差別化という言葉は、ビジネスではよく使われる言葉です。
しかし、それらの言葉の意味をあなたは本当に分かっていますか?
私は士業や各種コンサルタントなど、ある分野における専門職の方のコンサルティングを10年やっています。
中でも士業の方の「差別化」は簡単ではありません。
なぜなら、同じ士業の資格を持った方はゴマンといるから、です。
ゴマンは言い過ぎかもしれません。
しかし社労士の登録者数は3.8万人。行政書士は4.3万人。
難関資格である税理士に至っては7.7万人もいます。
これだけの中からお客様に選んで頂く十分な差別化ができているか?
士業の方にとってはこのライバル数は死活問題と言えるでしょう。
私のもとには、そのような「差別化できない(差別化に悩む)士業の方」がたくさんやってきます。
学生時期から必死に勉強してやっと合格した資格なのに、いざ独立すると「差別化できず」困っている士業の方は多くいらっしゃいます。
失礼な話、本当に多いです・・・。
差別化できない士業の方には、ある共通点が存在します。
そもそも「差別化」の意味を誤解している、という共通点です。
「差別化」とは、単なる違いではありません。
「お客様にとって意味のある違い」でなければならないのです。
ある行政書士の方に「あなたの差別化は何ですか?」と質問したら、
「元料理人で料理が得意な行政書士です!」
と回答されたことがあります(笑)
それは単なる「違い」です。
お客様にとって何か意味があるのでしょうか?
「差別化が大事だ!」と先輩方から言われ、必死に考えたといいます。
ハッキリ言って名乗らない方がマシです(笑)
はい、笑い事ではありません。
残念ながら8割の方がこの点を見落としています。
あなたも似たような「差別化もどき」でごまかしていませんか?
正しい差別化とは、「真似できないような過去のストーリー」から生じる「お客様にとって意味のある違い」です。
この2点を満たすポイントこそが、本当の差別化なのです。
しかし問題は、それをどう見つけるか?です。
前置きが長くなりましたが、スパッと結論をお伝えしましょう。
最短で最強の差別化を構築する最高の方法は「出版にチャレンジすること」です。
また出版の話かよ!?と思ったかもしれません。
ハイ、出版の話です(笑)
ただ、ここから先を真剣に読むかどうか?は、あなたの1年後に大きな影響を与えるでしょう。
心してお読みください。
「商業出版にチャレンジすること」が、なぜ最短で最強の差別化を構築することに繋がるのか?
理由は2つあります。
まず一つ目は、商業出版そのものによる差別化です。
士業や各種コンサルタントなど、無形かつ他社と差別化が難しい業界では、お客さまは驚くほど「信頼性」を重視します。
何を売っているのか?ではなく、誰が売っているのか?が重要なのです。
そして「著者であること」は無条件に、お客様の信頼感を200%増にしてくれます。
私自身、計21冊の著書がありますが、1冊目を出版する以前と比べると雲泥の差、まるで別人のように信頼されます(笑)
ただ、この点はあなたもよくご存知かもしれません。
「著書はないよりあった方がいい」そんなことは当たり前の話です。
重要なのはもう一つの「副産物的な」理由です。
商業出版の企画を詰めるプロセスで「あなた史上で最高の差別化」が必ず見つかる、からです。
というのも商業出版に至るテーマというのは、あなたがもっとも役に立てるキレキレの切り口である必要があります。
なぜなら商業出版はビジネスだから。
売れない本、つまり役に立たない本を出版社が発行することはありません。絶対に。
逆を言うと商業出版に至るテーマというのは、世に求められる、つまり「お客様にとって意味のある違い」を持っています。
つまり編集者と出版企画を詰めるプロセスによって、自ずと「あなた史上最強の差別化」が生まれざるをえない、のです。
「私にはそんなこと切り口はない。だから差別化ができないんだ。」そんな声が聞こえてきそうです。
これも、ハッキリ言いますよ?
そのセリフは間違いです。その考え方をひっくり返さない限り、あなたは一生、年収300万円以下で終わるでしょう。
なぜそう言いきれるのか?
私は3年にわたって100人以上の方の出版企画に携わりました。
しかし「差別化が見当たらなかった人」は一人もいません。
ただの一人も、です。
数十年、人が生きていれば必ず「他人と違う特殊な経験」はあるものです。つまり「真似できない過去のストーリー」が、
100%、すべての人が持っている。
問題は「本人がその経験の価値に気付かない」という点です。
これは99%の方がそう。ほぼすべての人が自分のことがわかっていない。
だからこそ、編集者の目を借りて、すでにある「真似できない過去のストーリー」を「お客様にとって意味ある違い」に磨き上げるのです。
もう一度、言います。
最短で最強の差別化を構築する最高の方法は「出版にチャレンジすること」です。
一流出版社の敏腕編集者の目を通して見出したあなた史上で最高の差別化は、一瞬でその他大勢を抜き去ることでしょう。
あなたも確実に出版できる。ってことが少しでも伝わったなら幸いです。