名のある出版社と零細出版社、あなたならどちらから出版したいですか？

もちろん名のある出版社！

という方は少なくないと思います。

しかし、名のある出版社から出すのが一概に良いとは言えないのです。

弊社の出版オーディションは、数十社の出版社を審査員として迎えます。

複数の出版社からオファーを受ける方がほとんどです。

単に名のある出版社だから、という理由だけで選ばないよう気を付けて下さい。

出版社には毎月、重点的に販促をする本というのが決まっています。

発売月が重なる本のうち、どの本を重点的に売るのか？事前に決めるわけです。

本を売るにはまず、出版社の重点販促本に選ばれなければなりません。

名のある出版社、つまり大きな出版社は当然、多くの本を出版します。

つまり本屋に並ぶ前に、出版社内における競合がたくさんあるということです。

競合が多ければ多いほど、重点販促本に選ばれる可能性は低くなります。

一方で零細出版社、つまり小さな出版社では、その競合が少なくなります。

当然、あなたの本が重点販促本に選ばれる確率も高まるわけです。

重点販促本に限らず、大きな出版社だと広告費や営業さんの力が、小さな出版社と比べて分散してしまうのは確かです。

競争が激しい名のある出版社に固執せず、小さな出版社で出した方が結果的に売れることもあるでしょう。

つい名のある出版社を選んでしまいがちですが、よく考えて決めて下さい。