ビジネス書を読んで、こんな内容なら私も書ける!と思う人がいるそうです。
確かに、内容を書くことだけが著者の役目ならその意見も納得できます。
しかし、読者にとっては、何が書いてあるか?と同じくらい、誰が書いた本か?が重要である点を忘れてはいけません。
本の内容を語るにふさわしい経験や実績がある点を読者に、その前に、出版社の編集者に伝える必要があります。
マーケティング用語でいう、リソースとか、資源と呼ばれるものですね。
資源は、他の人でも持っている経験ではなく、なるべく独自の、簡単にマネされない経験の方が望ましいのです。
たとえば、
1年で偏差値40アップした
大手企業で部長をしていた
祖父が広域暴力団の組長だった
など、マネできない経験があるなら、それを使って企画を考えましょう、
もしくは、
身体障害
転職60回
元ブラック企業役員
こういった、マネしたくない経験も、出版企画では重宝される資源です。
ひた隠しにしてきた、あまり言いたくない経験の方が役に立つ場合もあります。
過去の経験や実績を振り返って資源を確認することは、他者にはマネされない強みをつくる準備であるとも言えます、
良いか悪いか?を決めるのは他者です。
起きた出来事はすべて良し悪しのラベルなく、客観的に整理してみてください。